し捨石と砂を置き換えながら撤去を行った。

5-3. 据付工

（1）仮受工

ジャケット1基（60m）あたり8本の仮受杭（H鋼）を杭打船にて公害対策用バイブロハンマー（特殊水中ヤットコ使用）を用い打設した。

（2）ジャケット据付工

海上輪送されたジャケット（最大重量約430t/基）を水域の制約より旋回式起重積船（1,600t吊横付）で仮受杭上に据付けた。（Photo−3）

Photo-3 Installation of the jacket

5−4. 鋼管杭・綱矢板工

（1）鋼管杭打設

試験工事より採用したバイブロハンマ、ウォータージェット併用で旋回式起重機船（350t吊横付）を用いジャケットレグ内に挿入後打設した。ジェット配管は鋼管杭内側に取付けた。（Photo−4）

Photo-4 Driving of pile with water jet cutter

（2）グラウト工

杭頭処理後、ジャケットと鋼管の隙間に無収縮モルタルを充填して一体化を図った。

（3）鋼矢板打設

公害対策用バイブロハンマー、ウォータージェットカッター併用方式で鋼管杭と同様に旋回式起重機船で打設した。ジェット配管は転用方式とした。

（4）その他

騒音防止対策として鋼管杭打設時はゴム付特殊リンを、鋼矢板打設時は特殊金具を用いてジャケットとの接種音の低減を図った。（Photo−5,6）また、振動・騒音測定及ぴ動態観測を定期的に行い周辺の環境に配慮した。

Photo-5 Anti-noise device for pile driving

Photo-6 Anti-noise device for sheetpile driving

5-5. 裏込・裏理工

鋼矢板打設後、既設岸壁との間にガット船にて間話石を投入した。その上に、山土を投入して敷均し・転圧を

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